死亡事故・被害者支援

 交通事故で大切な家族が突然失われた―。それは、あまりにも理不尽で受け入れがたい出来事です。突然の別れに、何をどうすればいいのかも分からないまま、ただ時間だけが過ぎていく。
 涙も、怒りも、虚しさも、どこに向ければいいのかさえ分からない。

 そんな中、保険会社からは「過失割合」・「示談」・「慰謝料」といった現実的で冷たくさえ感じられる言葉が、次々と押し寄せてきます。

 でも、どうか忘れないでください。
 深い喪失の中で、立ち止まってもいいのです。
 そして、その深い悲しみをあなたがその全てを抱えて、一人で立ち続ける必要はありません。
 まずは、あなたの中にある想いを、少しずつでも聞かせてください。私たちには、あなたの隣に立ち、共に歩む覚悟があります。

このようなお悩みはありませんか?

  • 大切な家族を突然失い、どう対応すればよいか分からず混乱している。
  • 加害者が刑事裁判になる場合、どのような手続に発展するか分からない。
  • 精神的ショックが大きく、保険会社との交渉に向き合う気力が持てない
  • 遺族として、どのような法的な権利があるのか知りたい。
  • 保険会社から提示された賠償金(示談金)が、本当に適正か判断できない。

→ ご遺族の方が抱える不安や疑問は、「一人で解決すべきもの」ではありません。今はまだ、全てに向き合えなくても構いません。まずは、お気持ちやお悩みをどうか私たちにお聞かせください。私たちは、ご遺族の心に寄り添いながら、共に歩みます。

死亡事故における民事の対応
―故人の「尊厳」とご遺族の「未来」を守るために

 交通事故によって、かけがえのないご家族を突然失われた皆様に心よりお悔やみ申し上げます。深い悲しみと混乱の中、「何をすればいいのか」・「誰に相談すべきか」分からない。そのような状態で日々を過ごされている方も、少なくありません。
 私たちが伝えたいことは、ただ一つです。一人で悩まず、どうか、あなたの思いをあなたの言葉でお聞かせください私たちは、あなたの隣に立ち、共に歩む覚悟があります

 保険会社との交渉という現実の波を、ご遺族だけで対応することによる心理的負担は計り知れません。弁護士に任せることで、本来のご家族との時間や心の整理に集中していただけたらと思います
 当事務所がご遺族の精神的負担を軽減しながら、全力でサポートします。

 死亡事故では、一般的に慰謝料や逸失利益など高額な賠償金が発生する可能性があります。しかし、保険会社は、営利企業であり、またご遺族の方の味方では決してありませんので、賠償額(示談金)を低く抑えようとする傾向があります。その一端が、「故人にも事故発生の責任がある」という過失割合に関する主張です。しかし、ご遺族の方が一人で対応する必要はありません。私たちは、故人の尊厳を守るため、また遺されてしまったご遺族の方の「未来」のためにも、最大の賠償金(示談金)獲得を目指します。その手段として、後述の「被害者支援制度」も駆使しながら、そもそも交通事故が何故発生したのかという事故状況を正確に把握し、適切な過失割合の認定に繋げます。

 死亡事故の賠償という世界は、人の命という他に代えがたい価値を金銭で評価せざるを得ない場面です。その現実に、強い違和感や抵抗を覚えるのは当然のことです。私たちは、賠償金(示談金)を単なる金額ではなく、故人がどのように生きてこられたか、そしてご遺族の方がこれからどう生きていくか、その全体に向き合った「かたち」と捉えています

 適性かつ最大の賠償金(示談金)を受け取るためにも、

  • 事故状況の正確な把握と過失割合の検討
  • 故人の生活実態や収入に基づく逸失利益(ご存命であれば得られたはずの収入)の算出
  • ご家族の構成や関係性を踏まえた慰謝料の主張

など繊細な主張と立証を心がけております。そのため、私たちは、ご遺族から故人の人生を丁寧にお伺いし、その想いを法的な言語に変えて、誠実に伝えることを大切にしています。大切な方を亡くし、言葉にならないほどの苦しみの中にある今、ご自身の心や生活を立て直すことが最優先です。そのためにも、法的な手続きや交渉は、私たちにお任せください。
 どんなに些細なことでも構いません。どうか、あなたの思いをお聞かせください湊第一法律事務所は、ご遺族の“その一歩”に、誠実に寄り添います

刑事裁判における被害者支援
―「声」を届け、「尊厳」を守るために

 当事務所では、死亡事故における賠償金(示談金)といった民事手続だけでなく、ご遺族の方の心情に寄り添いながら、刑事手続における被害者支援にも力を入れています。加害者に対して刑事責任が問われる場面では、「なぜ事故が起きたのか」・「加害者が何を語るのか」といった事実と向き合うことが、ご遺族にとっても非常に大切な意味を持ちます。

 刑事裁判では、「被害者参加制度」を通じて、ご遺族が一定の手続に加わり、自らの思いを適切に伝えることが可能です。
具体的には、

  • 裁判での意見陳述(被害者意見陳述)
  • 被告人への質問(被害者参加人質問)

といった法的な手続を通じて、ご遺族の「声」を届けることができます。
 これらの手続において、ご遺族の心理的負担を軽減しながら、発言内容の整理や法的サポートを丁寧に行っています。当事務所には、交通事故のご遺族の方の被害者支援のみならず、様々な犯罪の被害に遭われた方の支援を実施して来た弁護士も所属しております。被害者支援の専門知識と経験を活かして、ご遺族が直面する様々な問題に対応させていただきます。

 ご遺族の声が刑事裁判の場に反映されることは、単に加害者の責任を追及するだけに留まらないと考えております。「何が起きたのかを知ること」・「思いを伝えること」・「故人の尊厳を守ること」―。これらの過程が悲しみや怒り、無念と向き合い、少しずつ“心の整理”へと繋げられるものと信じております

 刑事手続は、一般の方にとって分かりづらく、負担の大きいものです。しかし、法的サポートがあれば、ご遺族の意思を正しく伝えることができます。私たちは、ご遺族のお気持ちを尊重し、「声を届けたい」という想いを確かな形にして支援いたします。
 どうか、一人で抱え込まず、ご相談ください。

当事務所の特徴

 当事務所は交通事故の問題において、2025年6月時点で850件以上の解決実績があります(被害者側のみ)。この豊富な経験から得た専門知識を活かし、一人ひとりの状況に応じた最善の解決策をご提案できることが当事務所の強みです。そして、ご依頼者様とのやり取りは、事故直後から弁護士が直接対応する体制を整えており、事務局への丸投げや伝言ゲームとなることはありませんのでご安心ください。
 初回相談は無料ですので、交通事故でお悩みの方はどんなに小さな疑問でもお気軽にご相談いただけます。事故被害に遭われた方の身体的・精神的負担を最小限に抑えながら、法的権利を最大限に守るためのサポートを全力で行います。
 被害に遭われた方が、本来あるべき生活を取り戻すまで。湊第一法律事務所は、その道のりに最後まで伴走いたします。不安を一人で抱えず、まずは一歩、私たちにお話をお聞かせください。

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